空き容器で簡単にかいわれ大根を栽培してみた【水耕栽培】

かいわれ大根

かいわれ大根を育てて収穫してみました。

一週間で収穫でき、育成もとても簡単で、私みたいな家庭菜園初心者でも簡単にできました。初めて行う方やお子さんでも失敗なく育てられると思います。

かいわれ大根の栄養価

かいわれ大根は、シャキッとした食感とピリッとした辛味が特徴です。この辛味成分にはイソチオシアネートという成分が含まれており、抗酸化作用や殺菌作用があるとされ、風邪予防やがん予防に役立つと言われています。また、ビタミンCも豊富に含まれており、これは肌の健康を保ったり、免疫力を高めたりする効果が期待できます。さらに、ビタミンKや葉酸、カリウム、カルシウムなどのミネラルも含まれており、骨の健康維持や血流の改善、貧血予防にも一役買っています。

低カロリーでありながら栄養密度が高く、サラダや薬味などで手軽に取り入れやすいことから、健康志向の食生活にもぴったりの食材です。

用意するもの

以下の3つがあれば簡単に始めることができます。

  • かいわれ大根の種(ホームセンターで購入)
  • 空き容器
  • キッチンペーパー(100均で購入)

種はホームセンターで162円でした。

私は空き容器には味噌のプラ容器を使いました。
他にもかいわれ大根栽培に役立つ容器としては…

  • 豆腐パック
  • プラカップ
  • 牛乳パック(底から高さ5cm位に切って使う)
  • ペットボトル(底から高さ5cm位に切って使う)

などが挙げられます。

どれも家にありそうなものなので簡単に始められますね。

植え方

簡単3ステップで完成します。

  1. キッチンペーパーを1枚、容器の底に合うように折りたたんで入れます。
  2. 畳んだら表面を湿らせる程度に水で濡らします。
  3. 底にかいわれ大根の種を蒔きます。種同士が重ならないように指で調整したら完了です!
かいわれ大根植え付けの完成写真

あとはこの容器を暗い場所に置けば完了です。目のつかない場所に置いたら忘れてしまいそうな場合は、容器全体をアルミホイルで包んでキッチンに置いておくのがおすすめです。または段ボールなどの箱を被せるのも良いと思います。
前に適当に遮光したら、漏れて入った光で緑化していたことがあります。しっかりと覆い尽くして遮光しましょう。

種植えから収穫までの観察記録

キッチンの引き出しに入れて育てました。
1日1回、霧吹きをして、キッチンペーパーが乾かないようにします。

1日目

種まきの翌日です。ほとんどの種に亀裂が入って芽が出始めていました🌱

キッチンペーパーが湿る程度に霧吹きをして今日のお世話完了です。

3日目

根っこが生えてきました。

白くてモワモワしたものが見えますが、これはカビではなく根っこです。よく見ると根っこの形をしています。

ただ、霧吹きしたり触ってみたりして崩れるようなら白カビの可能性が高いので注意して観察してみてください。

5日目

草丈が4cmくらいになってきました。

ちなみにいくつかの葉に黒い点々が見えますが、こちらはカビではありません。種についた傷が葉に反映されたものだそうです。

6日目

1日でびっくりするくらい伸びました。草丈は平均7cmです。

草丈が5~10cmの時が緑化させるちょうど良いタイミングなので、明るいところに移動して緑化させます。

といっても強い光だと萎れてしまうことがあるので、直射日光は避けたほうが良さそうです。
私は西陽が入る曇りガラスの窓辺に置いておきました。レースカーテン越しでも良いと思います。

7日目

綺麗な緑色のスプラウトが完成しました👏

(写真撮るの忘れた…)

早速収穫して、味噌汁にトッピングしました。
生で食べるとピリッと辛いですが、熱が通ると全然辛くないです。というか食感もほぼなく無味なので、野菜嫌いでも食べられるんじゃないかと思いました。

調理の際は加熱しすぎるとビタミンCが失われやすいため、生で食べるか、軽く火を通す程度にすると、栄養を無駄なく摂取できるそうですよ。

収穫し終わった根っこはペリッと剥がせば片付け完了です。簡単!容器はまた洗って何度でも再利用できます。

まとめ

家にあるもので始めることができ、お世話も1日一回の水やりだけで良く、さらに7日という短期間で収穫できました。

薬味やサラダのトッピングとして毎日の食事にちょい足して、無理なく継続的に体に良い成分を取り入れられるよう、これからも栽培を続けていきたいと思います🌱

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